コロナ融資・支援金で不動産投資の種銭を800万円調達した方法

こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。千葉で賃貸業を営んでいます。

 

この度、コロナ関連の融資や支援金を使って、自己資金を800万円ほど増やすことに成功しました。

 

今回、5つの融資・支援金を使いました。

 

  • コロナ融資(1000万※真水240万)
  • 県の事業継続支援金(15万)
  • 市の事業継続支援金(10万)
  • セーフティネット融資4号(500万)
  • 国の事業復活支援金(50万)

 

上記の5つですね。

 

それぞれ申込期限もあるので、不動産投資の種銭をちょっとでも増やしたい!という方は、以下それぞれのポイントと申請方法を解説しますので、参考にしてみてください。

種銭800万円調達!活用した5つのコロナ融資・支援金

 

さっそく一つ一つ解説していきますね。

 

1.コロナ融資

正式名称は、日本政策金融公庫の「新型コロナウイルス感染症特別貸付」といいます。

(参考)新型コロナウイルス感染症特別貸付の概要

 

俗に言う、コロナ融資ってやつです。売上が5%以上減少していれば融資の相談を受け付けてくれます。なので、コロナ関連の融資としてかなり門戸が広いと言えるでしょう。

 

現時点では、期限は2022年3月末までに延長されました。コロナが落ち着かなければ、4月以降も延長される可能性はありますが、まだ利用していない人は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

 

私の場合は、こちらで1000万円の融資をしてもらいました。

 

既存の借り入れが760万あったので、真水は240万ですが、1年の返済猶予があります。ですから返済猶予期間中に、次の物件を購入してキャッシュフローを増やしておくことができますね。

 

私は新築アパートの建築資金に利用させてもらいました。こちらの融資申請については以前の記事「コロナ融資で借り換え成功!1000万円の融資を引いた方法」で解説しておりますので、そちらも参考になさってみてくださいね。

2.県の事業継続支援金

私が住んでいる千葉県の事業継続支援金を申請して、15万円をいただくことができました。

 

売上が30%減少している事業者には、給付金のような形で15万円をもらえます。受付はすでに2021年12月で終了しているため、残念ながら今から申し込むことはできません。

 

こういう県の支援金は、いろいろあるのでお住まいのエリアの支援金でまだやっているものがあるかは、一度チェックしておいた方がいいですね。

3.市の事業継続支援金

私が住んでいる市町村でも、事業継続支援金を独自でやっていたので、申請しました。

 

こちらは県の支援金を受け取っていれば、すぐに認定されて10万円をいただくことができました。なので、認定基準もまったく同じで売上30%減少がポイントになります。

 

こちらは私が所属している商工会の案内で、はじめて知りました。おそらく案内をもらわなければ、この支援金の存在すら分からなかったので、商工会様には感謝ですね。

 

こういうことがありますから、ぜひ皆さんも独自で県・市町村の支援金がないかどうか、ぜひ調べてみてくださいね。もちろん、売上減少がないといけないので、賃貸業・その他の事業が、前年・前々年比など下がっていることが条件になります。

4.セーフティネット融資4号

セーフティネット保証とは、各県の信用保証協会の保証制度になります。

 

私の場合は、千葉県の信用保証協会さんには一度戸建ての融資でお世話になったことがあります。その時買った物件がこちらですね↓

(購入物件)夢の利回り30%台なるか!?好立地の戸建てを激安で購入した方法

 

上記の物件で、信金さんから保証協会付きで300万円ほど融資を頂きました。残置物もりもりで、外壁塗装も必要だったのでリフォームは200万以上掛かりましたがこちらは自己資金を充てています。これが2019年のことです。

 

その後、保証協会さんとはまったく取引が無かったのですが、レントなど賃貸業を営む個人事業主向けの融資支援をやっていたりするので、なにかの形で活用できたらなと思っていました。

 

そんな中、制度融資のパンフレットに出会ったのが最近のことです。

 

制度融資のパンフレット
制度融資のパンフレット

 

この中で、セーフティネット融資なるものがあって、申請してみたというのが事の発端です。

 

結果的には、千葉の地方銀行さんと初めての取り組みにつながり、金利1.2%で500万円ほど運転資金を貸していただくことができました。

 

実際、運転資金500万円という金額よりも、地銀さんと新たなリレーションができて融資実績を積めたことが一番の収穫だと考えています。

 

こちらの申請方法・ポイントは先日の記事「不動産賃貸業に「運転資金」で融資は可能か?【セーフティネット4号で申請してみた】」で解説してますので、よかったら御覧くださいね。

5.国の事業復活支援金

最後に直近で申請したのが、国の「事業復活支援金」ですね。2022年の1月末からスタートしたばかりで、5月末までが申請期限になります。

 

対象は、法人・フリーランス・個人事業主の方、どなたでもOKです。

 

売上30%以上減少で30万円給付、売上50%以上減少なら50万円給付ということで、けっこう支援額が大きいのが特徴です。

 

私の場合は、過去1〜2年賃貸業は好調ですが、ネット事業で広告収入が減少しており、そちらで申請してみました。最終的には50万円の支援金をいただきました。

 

ちなみに、こちらの事業復活支援金は、不動産収入として確定申告している個人は給付対象外となっておりますので、ご注意くださいませ。

 

※給付対象になるには「事業収入」として確定申告していればOKです。法人を設立して賃貸業をやっている場合は、すべて事業収入になりますから、もちろん給付対象になります。

 

家賃収入があっても大丈夫ですが、それ以外の事業(小売業・ネット事業・飲食業など何でもOK)から売上を得ていて、そこの減少幅が審査の対象になります。

 

こちら給付条件を満たしているかどうかの計算方法が少し複雑ですが、ひとつひとつ丁寧にやれば誰でもできると思います。申請もすべてWEBで完結しますので、郵送したりの手間はありません。

 

対象の方は、ぜひこちらもチャレンジしてみてくださいね。

おわりに:融資・支援金の活用して事業拡大せよ!

今回の現金調達は、合計で815万円となりました。けっして大きくはないですが、こういうのがチリツモで効いてくるのですよね。

 

ここに家賃収入からのインカムと、築古物件の長期譲渡になった物件の売却をたまに入れていけばキャッシュがガツンと戻ってきます。これで新築アパートの建築資金を捻出していこうと思っています(ウッドショックと土地高騰が辛いですが。。。)

 

誰しもそうだと思いますが、事業拡大中はいつもキャッシュが不足します。私もまだ拡大途上のステージなので、現金を貯めては物件を買って、また現金が少なくなって、を繰り返してます。

 

しかし、いつかは現金が無くなるスピードより、貯まるスピードのほうが圧倒的に早くなり、もう少し楽なフェーズに行けるものと信じてます。それまでは、このヒリヒリ感を楽しみつつ、歯を食いしばって頑張ります!(笑)

 

以下、関連記事です。

 

▼色々な使えるアパートローンのまとめです。自分に合ったローンを探しましょう。

 

▼健康保険料が高すぎたので法人で加入して、すごい節約できたお話です。

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