健康保険料を劇的に下げる方法【法人設立&協会けんぽ加入】

こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。脱サラして大家業をしています。

 

健康保険料がめちゃめちゃ高すぎる!という悩みは、自営業になった人であれば一度は経験したことがあるでしょう。

 

毎月支払う保険料が5万円とか、7万円とかになってくると「病院もほとんど行かないのに、なんでこんなに払わなくちゃいけないの!?」と憂鬱になりますから、できることなら節約したいものですよね。

 

私も以前は健康保険料を月6万円も払ってホントに嫌気がさしていましたが、今回ご紹介する方法で月5000円台に下がりました。

 

本記事が、「高い健康保険料をとにかく下げたい!」という方の一助となればと思います。またサラリーマンを辞めて、将来脱サラした後の社会保険料が心配な方にも参考になれば幸いです。

法人設立と協会けんぽ加入ですべて解決します

健康保険料を下げる方法

 

結論からいうと、「法人設立」と「協会けんぽ加入」で、すべて解決しますので非常に簡単です!

 

以下が具体的なステップですね。

 

ステップ①:法人を設立する

ステップ②:協会けんぽに加入する

ステップ③:国民健康保険を脱退する

 

それぞれ私の体験談も踏まえて、解説していきますね。

 

ステップ①:法人を設立する

自営業のまま収入がだんだん増えていくと、税金が重く感じてしまう人が多いです。そんな時は、ぜひ法人設立することを検討しましょう。

 

※もし既に法人設立が終わっている人は、このステップ①は読み飛ばしていただいてOKです!

 

法人を作ると代表者に対して「役員報酬」というものを出します。株式会社であれば、代表取締役に対して役員報酬を出し、合同会社であれば代表社員に対して役員報酬を出します。

 

なぜ法人を設立するのか?というと、以下が理由ですね。

 

Point!
会社を作り自分に役員報酬を出すと、その役員報酬の金額に応じて、健康保険料額が決まるからです。逆を言えば、役員報酬を極端に少なくすれば、健康保険料を劇的に下げることができます。

 

上記がこの記事において、最大にして最重要なポイントですね!以下もう少しわかりやすく解説します。

 

ちなみに、私が個人事業主だったときに支払っていた健康保険料(国保)は、めちゃめちゃ高かったですね。当時の税額は以下のとおりで、毎月6万円くらい払ってました。

 

国保の健康保険料

 

脱サラ直後の私の所得額は、年間570万円くらいでした。

 

そのうち60万円が健康保険料だったワケですから、実に手取りの10%以上になりますね。たまに病院に行く程度なのに、この金額は高すぎると感じていました。

 

もちろん所得額が変わると、健康保険料も変わります。以下は「千葉県松戸市の国民保険料の早見表」です。市町村によって変わりますが、一つの目安に参照してみてください。

 

千葉県松戸市の国民健康保険料

 

上記の見方ですが、例えば、給与収入780万円(所得592万円)であれば、40歳未満の人なら年間579,310円、40歳以上の人だと介護保険料もかかるので、年間680,590円も払わなければいけません。

 

年間所得の10%も健康保険税がかかるなんて、高すぎですよね。もちろんこれ以外に所得税・住民税もかかります。

 

というわけで、私は合同会社を設立して、会社から役員報酬を出すようにして、保険料を下げることにしました。

 

ここでは長くなるので会社の設立方法については書きませんが、ご興味のある方は「合同会社を格安で設立する手順&設立にかかる所要日数とは?」の記事を参考になさってください。

ステップ②:協会けんぽ(全国健康保険協会)に加入する

晴れて法人を設立して、役員報酬を毎月支払うようになると、国民健康保険を協会けんぽに切り替えなければいけません。

 

役員報酬を1円でも出すなら、協会けんぽへの切り替えが絶対に必要になります。逆に言えば、報酬ゼロなら協会けんぽへは加入できません。

 

私の場合は、最寄りの年金事務所に行って、協会けんぽに加入する手続きに行ってきました。

 

年金事務所

 

年金事務所に提出する書類は、以下ですね。

 

提出書類の一覧
  1. 新規適用届け
  2. 被保険者資格取得届
  3. 口座振替変更書

 

上記3点ですね。こちらは日本年金機構のHPからダウンロードできますが、書式は年金事務所でもらうことができますので、直接年金事務所に行って、現地で記入すれば大丈夫です。

 

なお持参物として忘れてはいけないのが、以下になります。

 

  • 法人の登記簿謄本(コピー不可)
  • 法人番号指定通知書等のコピー
  • 法人の通帳、印鑑
  • マイナンバーカード(通知カードでも可)

 

上記は忘れないよう必ず持参して、年金事務所に行きましょう。また年金事務所では、「役員報酬は毎月いくらにされますか?」と聞かれますので、事前に考えておきましょうね。

 

豆知識ですが、役員報酬は63,000円未満だと、健康保険料が5000円台になりとても安いです。千葉だと以下になりました。

 

協会けんぽの保険料額

 

上記は各都道府県によって違いますが、気になる方は「都道府県毎の保険料額表」よりご確認くださいませ。

 

そして協会けんぽの新規申し込みが完了すると1週間ほどで、標準報酬月額の決定通知書なるものが届きます。以下のようなイメージですね。

 

標準報酬月額決定通知書

 

これを見ると、健康保険が58,000円、厚生年金が88,000円の標準報酬月額となっていますよね。

 

先程の一覧でいうと、健康保険料は、標準報酬月額58,000円だと健康保険料が5,678円となり、厚生年金は標準報酬月額88,000円だと年金保険料16,104円の支払いということになります。

 

これで晴れて、私は健康保険と厚生年金にとても安価(あわせて月額2万円ちょっと)で加入できたということになります♪

ステップ③:国民健康保険を脱退する

協会けんぽ加入が終わって2週間ほどすると、新しい保険証が届くはずです。私の場合は、下記の青色の保険証が自宅に届きました。

 

最後のステップとしては、この新しい保険証と右側の古い保険証の2つを持って、市役所の国保年金課に持参します。理由は、この手続をしないと国保を脱退したことにはならないからですね。

 

新しい健康保険証を市役所に持参して、協会けんぽ(社会保険)に加入したことを証明すると、市役所の職員さんが国保の脱退手続きをしてもらえます。

※その際に、古い保険証は市役所に返却することになります

 

健康保険証

 

以上が、協会けんぽに加入する方法でした。

 

なお年金の支払いはどうなるの?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、年金事務所で協会けんぽに加入すると、国民年金は自動脱退となり、厚生年金に加入することになりますので、ご安心ください。特になにもすることはありません。

 

もし分からなければ年金事務所で職員さんに質問すれば、詳しく教えてくれますので、聞いてみてくださいね!

給与明細(役員報酬)の作り方について

私の場合は役員報酬を毎月2万円にしました。その際の、給料明細は以下のとおりです。

 

給料明細

 

ネットでテンプレートが色々ありますのでどれでも良いかと思いますが、上記テンプレは以下よりダウンロードできますので、参考にして頂ければと思います。

給料明細テンプレ

 

なお私の住んでいる千葉県だと役員報酬63000円未満の場合、健康保険料は月額5,678円です。それを会社(法人)と代表者個人で折半になりますので、上記の健康保険料が2,839円になっているのは、そのためですね。

おわりに:役員報酬を少なくするデメリットと対策

今回は、自営業者の「健康保険料を下げる方法」について記事にしました。

 

役員報酬を最低限にすると、このように健康保険料を下げることができますが、問題点としては以下の2つあります。

 

  1. 役員報酬が数万円でどうやって生活するの?という問題
  2. 将来の年金額が少なくなる問題

 

まず上記1の「生活費」ついては、私の場合は個人から法人に多額の貸付(役員貸付)をして事業をしているため、毎月借金を返してもらえれば、給料などもらわなくても十分食べていくことができます。

 

また個人の不動産賃貸業収入があるので、そこからのインカム収入がありますので、法人からの役員報酬というのは本当に形だけであり、高額な健康保険料を回避できれば良いくらいに考えています。

 

そして上記2の「将来の年金少なくなる問題」ですね。たしかに、役員報酬を低くして厚生年金保険料も最低限だけの支払い(毎月16000円程度)にすると、将来もらえる年金はたしかに少なくなりますね。

 

しかし、私が年金を受給できる年齢になるのは30年ほどあり、もし受給開始年齢が引き上げられて将来的に70歳以上とかになってしまうと30年以上の期間があります。

 

実際、病気などになってしまえば70歳まで生きられる100%の保証などありませんから、これから30年間でしっかりと資産形成に励むことが最大のリスクヘッジだと考えています。

 

いま不動産投資をして、毎年のように収益不動産を買っているのも、純資産を増やして老後リスクに対応できるようにするためでもありますね。

 

以下、関連記事です。

 

▼40代までに不動産投資でサラリーマンリタイアする方法について解説しています。

 

▼不動産投資の勉強について、私がやってきたおすすめの方法をご紹介しています。

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