中古品を選ぶのはお金持ちになるために必須だと思う

こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。

 

日本には、マイホームなら新築信仰が昔からあります。どうせ家を買うなら、新築で買いたいということですね。

 

結婚したら、新築のマイホームを買い、子供を育てる。確かに、そこには幾ばくかの幸せがあるのもしれませんが、それはお金のやりくりとの戦いがスタートしたことを意味します。

 

毎月10万円とかマイホームのローン返済があったら、なかなかお金は貯まらないでしょう。なぜなら、それは安定収入(サラリーマン・雇われ人)を一生続けることが、不可避になるからですね。

 

毎月のローン返済の働くという、まさに自転車操業状態になります。

 

ちなみにわが家ではマイホームも、マイカーも、すべて中古品です。家電も中古で買ったものがいくつかあるくらい、中古が大好きです。それによって、わが家の家計収支も、非常にラクになったと感じています。

 

というわけで今回は、お金持ちになるために何が必要なのか?について迫っていきたいと思います。

定価でものを買う人は負け組

私の住まいの近くにアウトレットがあるのですが、ブランドのバッグなども市場の60%〜70%くらいで売られています。あるお店の店員さんが、先日東京から来たご夫婦が「こんなに安いなら、デパートで買うんじゃなかった」と嘆いていたと言っていました。

 

インターネットだとデパートの半額で売られていることもある時代です。新品やノーディスカウントのものを普通にお店で買うことは、負け組に等しくなるのです。

 

新築のマイホームを建てることや、新車をディーラーで買う、というようなことが如何に消費者として餌食にされているかということを今一度考えてみたほうが良いと思います。

中古で買えばこんなに安い

日本では、中古になると格段にモノが安く手にはいります。

 

わが家のクルマも激安の中古車です。ネットで見ていて、2シーターのスポーツカーに憧れて探していたら、新車だと200万円以上しますが、実際買った値段は60万円台でした。まだ4万キロくらいで、買って1年以上経ちますが、いまでも目立った故障もありません。

 

また先日ヤフオクで、数回した使っていない私の加湿器(定価15,000円)の落札相場をチェックしたら、2000円とか3000円くらいだと知ってビックリしました。商品としては元々15,000円なのですから、数回の使用であれば、そこまで価値毀損しているはずはありません。

 

でも一度でも人が使うと、汚いとか、怪しいとか、信用できない、という風潮で市場では一気に価値が下がるのです。日本では、中古で買えば、商品はものすごく安く手に入ります。そして品質はかなり優秀なものが多い。

 

新品でモノを買えば確かに気持ちは良いですが、実は中古で優良なものを激安で手に入れるほうが、その後の精神的な満足度が高いことを知らない人が多いのです。

お金持ちになってから新品を買うのが正解

お金がないときには、消費者としては中古品を選択するのがお金の面では懸命でしょう。しかし一度お金持ちになったら新品を買っていくほうが、そのお金持ちの方の精神的満足度や、経済全体での効果を考えると良いのではないかと思います。

 

例えば、大家さんの中には、総資産が何十億、何百億円も持っているメガ大家さんなる人たちがいますが、そういった人たちは若いときには高利回りの築古不動産でコツコツ資産形成しており、ある程度、資産規模が拡大したら、新築のRC(鉄筋コンクリート造)のマンションを、土地から購入して建築する人が多いです。

 

これは中古アパートは利回りが高いですが壊れたり、入居者のトラブルなどで手間がかかるので、新築のほうが修繕が発生せず、入居者トラブルでも少ない傾向があるからです。

 

銀行融資的にも満額で通ったりと、より大きな資産形成ができます。お金持ちになったら、精神的ストレスを軽減し、手間をかけずして、より資産規模を拡大できる手段を探すのが王道になります。

貧乏人がお金持ちになるためには

もう一つ要素を付け加えると、中古品を売って商売できれば、一番お金持ちになる道が開けてくると私は思います。自分が中古を買うだけじゃなくて、中古を買いたい人に自分が売る立場です。

 

それは簡単にいうと「せどり」や「仲介機能」みたいなものですね。家電や雑貨を売るならヤフオクですし、車を売るならカーセンサーですし、不動産を売るならアットホーム、という風に、自らも中古を愛用しながら、中古を買いたい人に、その道に精通して、中古売買差益を取っていくことは、資産形成には有効だと思います。

 

もちろん貧乏人がゼロから考案し「新品のもの」を売って、大儲けできれば一番利益はでかくなりますが、これには独創的なアイデアが必要ですし、自分自身がメーカーにならないといけないので難易度が高くなります。

 

だから、せいぜい人は新品の商品を紹介して、仲介する業務(アフィリエイト)くらいしかできませんが、これも規模を拡大できれば稼ぐための強力な手段になります。

 

私の場合は、中古の不動産を買って、それを貸し出しているのは、中古が一番強い(利回りが高いor売買差益が取れる)と思っているからです。

 

私みたいな零細大家で、いわゆる”持たざる者”でも、優良な中古不動産を買って、そこに住みたい人たちに格安で貸せば、それだけでも資産形成をだいぶ早くすることができます。

最後に

トマ・ピケティが21世紀の資本論という本の中で、貧乏な人はもっと貧乏になり、お金持ち(資産家)はもっとお金持ちになることを証明しましたが、これは現実そうなのです。

 

貧乏な人は、必死で会社で働いて、定価で商品を買っていたら、いつまでも貧乏のままです。そこには売り手の利益が過度に乗っています。

 

だから新築住宅や新車や新品ブランドを正規料金で買うのではなく、優良な中古を買って、まずは体力(原資)を蓄えましょう。そしてできることなら、自分が中古品を売ったり、仲介して儲けられるようになれれば、一番資産形成が早くなると言えるでしょう。

 

以下、関連記事です。

 

▼ヤフオクを使って、優良な中古を落札する方法について解説しています。

 

▼私が30代でセミリタイアした後の、収入の柱についてご紹介しています。

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