新居への引っ越しに伴い、私は冷蔵庫と洗濯機(乾燥機付)を購入しました。
この2つはヤフオクで落札したのですがトータルで7万円ほど(洗濯機2万円・冷蔵庫5万円)に抑えることができました。
ということで今回は、ヤフオクで安く落札するコツを公開したいと思います。初心者〜中級者向けです。
まず良い取り引きだったなぁと後から振り返って思うためには、以下の2点が必須です。
- 欲しい商品を確実に落札する(落札競争に勝つ)
- できるだけ低価格で落札する(予算内)
ではさっそく行ってみましょう!
まずは落札したい金額上限を決める
良い商品があった!これなら◯◯円くらいで買いたいわー!と思っても、そこはオークションです。あなたが欲しい商品は、ほぼ100%の確率で他の人も欲しいと思っています。オークションは競争であり、そこで勝たないと購入はできません。
まず重要なのは、自分が定めた予算(これくらいなら欲しいという金額)をオーバーしないことです。いざ入札が始まって、もし自分が「最高額入札者」になってしまい、もしそのままオークションが終了しちゃったら、イヤでも購入しないといけません。
※落札者都合で、キャンセルしたら、ヤフオク上であなたの評価が下がります。気をつけてください。やっぱり買うのやーめた!はできないと思ってください。
だから、欲しい商品が見つかったら自分の予算(上限金額)を決めるのが第一です。これがないと入札競争になったら、気持ちがブレて、高い金額(もしくは思ってたほど安くない金額)で落札してしまいます。ここは絶対に事前に決めておきましょう。
過去の落札相場を調べる
欲しい商品が見つかった後にやるのは、落札相場のチェックです。やっている人も多いと思いますが、念のため手順を書いておきます。
まずヤフオクの一番上の検索窓で、商品の名前や型番などキーワードを入れます。すると現在の出品一覧が出てきますが、②の「落札相場を調べる」というボタンを押してください。
するとその商品の、過去の落札一覧が出てきます。これを見れば、「フムフムっこのくらいで落札されているのか〜」とか「年式や、清潔状態でだいぶ価格が違うなぁ」など、いろんなことが分かりますよ。ここで相場観をしっかり養っておきましょう。
そして今回の商品だったら《これくらいが妥当だろう》とか《最後の入札競争では、これくらいの金額までは上がるだろう》というアタリを付けることができます。落札金額を予測しておくと、とっさの時に買い上がるべきか、辞めるべきかの判断もできます。
安く落札したいなら直前まで入札しない
オークションなので自分が入札したら、その後はそれ以上の金額でしか当たり前ですが入札できません。
そして「入札数」が劇的に増えると、商品一覧で「入札数順」で絞った時に、上位に出てしまい、あまり興味のなかった人も注目して、どんどん金額が上がっていく傾向があります。これでは欲しい商品の金額が上がってしまって大変です!
これを防ぐためには、直前まで入札しないことがポイントになります。早めに入札を入れておかないとオークションの存在自体を忘れるという人は、ウォッチリストに登録しておけばOKです。
これによりオークション終了の10分前にメールで通知する機能もあります。
競争が激化していないか30分前にチェック
それでもあまりに人気商品の場合には、どんどん入札も増えて、金額は上がってしまいます。
ヤフオクは、相場より易い中古商品をリーズナブルに手に入れるのが一番の醍醐味なので、欲しい商品のオークションが加熱してないか、終了30分前くらいに確認しましょう。
この時点で、ガンガン金額が上がっていて、自分の予算を超えているなら、入札を見送る判断をします。
最初の入札は6分前がベスト
以前は、オークション終了直前の30秒前などに入札して購入してしまう人がいましたが、ヤフーも対策を行っていて、現在は「自動延長機能」というのがあります。
これはオークション終了の5分を切ってから入札した人がいると、自動で5分延長される機能です。自動延長があるかどうかは出品者の任意ですが、商品画面をみれば分かります。※ほとんどの人がこの機能を入れています(落札金額が上がりやすいからです)
「自動延長の仕組み」というのはたとえば、、、
オークション終了まで「残り3分時点」で入札すると、自動延長(5分)が発動して、残り時間が残り8分になってしまい、価格がどんどん上がっていく可能性があります。
したがって6分前なら自動延長が発動しないので、そのまま5分を切っていきます。競争相手がたくさんいますが、競争相手もその時間(1分以内)に判断するのは大変です。万一、競争相手が5分を切ってから入札すると、自動延長されて残り9分とか8分の猶予が出てくるので、自分もそこからゆっくり検討することができるのです。
ここで問題が一つ!
それは「自動入札システム」です。自動入札システムとは、予算の上限(最高入札額)を事前に入力しておくと、現在価格から最高額の間で自動で入札する機能です。
そうすると自分が入札を入れた後に、他の人がこのシステムを使っていると、自動で500円とか高い金額で他の人の入札が入り、あなたは2番手になってしまいます。
だからこの手法のポイントは、6分前に自分が入札したら、自動入札で他者が価格をつり上げていないかどうか、瞬時のチェックが必要です(ブラウザの更新ボタンを押すだけです)そこで上がって無ければ、30秒おきくらいに更新ボタンを押し続けて、上がらなければ自分が最高額入札になります。
そこで、もし上がっていたとしても5分切る前(残り5分20秒とか30秒くらい)で、再度自分が最高額入札になるよう、金額を入力します。
そうすると、あなたが最高額入札者で残り5分を切るポイントを迎えられるので、落札できる確率が上がります(競争相手は、自動延長で長期戦になるのを覚悟で入札しなければ行けない状況をつくります)
精神的に追い詰める
競争相手に勝つテクニックとして、もう一つは競争相手が入札したら間髪入れず入札することです。小刻みでも、常に上の金額(もちろん予算内で)を入れ続けるのです。
これはボクシングでいうジャブです。一回では意味が薄いですが、連打しまくっていると、相手は精神的に追い詰められます。「コイツはどこまで戦う気なんだ!!」「どんだけ予算が高いんだ!!」と競争相手に怖さを抱かせるのです。このプレッシャーは大きいです。
自分の入札金額より常に高い金額で入札されてしまうと人間はだんだん疲れてくるものです。この手法は、相手がヘビーユーザーならあまり効きませんが、ヤフオク歴の浅い主婦だったりすると、かなり有効です。小刻みに、すかさず上値を入れるのがコツです。
もし自動延長になってしまったら
自動延長になると残り9分になるので、また6分前になるまで待ちます。なぜならちょっとの間、入札しないと、競争相手が「コイツ諦めたかな」と油断させることができるからです。しかしあなたは6分前になったら上記ルールでまた入札するのです!相手を油断させておいて、突然アッパーをかましてやります。
しかもその際、5000円、5500円、6000円とつり上がっていた状況だとします。自分の予算が8000円以内としたら、どうするか??
その場合は、7500円で入札します。すると競争相手は8000円で入れるかどうか、迷うはずです。一気に1500円も上がっちゃいましたからね。必ず迷うはずです。オレ嵌められてないか?と100%相手は自分を疑い、そこより高い金額で入れるか一瞬パニクるでしょう。
もしそこで6000円の後に、あなたが中途半端に7000円くらいで入れると、相手も7500円で入れてくるので、あなたが次に8000円(予算上限)で入れるかどうか悩まなければいけない立場になります。
ですから、時間が残り少なくなってからは、攻めの姿勢で自分からちょっと高め(予算上限のちょっと手前くらい)でドーンと最後に入札します。
これで競争相手を一気に戦意喪失させるのがポイントになります。
私も冷蔵庫を落札した時は、この手法を活用しました。それまで500円か1000円単位での入札だったのが、最後に4千円ほど高い金額を入れて、そのままめでたくオークションが終了しました。
落札の注意点
これでも競争相手が高い金額を入れてきたらどうするか?その際にすでにあなたの予算上限を超えている場合は、スンナリ身を引きましょう。ヤケになって落札する人がいますが、同じような商品は、待っていればけっこう出てくるものです。どうしても急ぎでない場合は、引く判断も大事です。
次に送料や振込手数料なども考慮しましょう。先日私が落札した冷蔵庫は、3万円台と格安で落札できましたが、送料は1万6千円しました。もちろん私は事前に調べておいたので許容範囲でしたが、大型の商品になると送料が高くなります。
小型の商品でも2000円の商品に1000円くらい送料がかかってしまったら意味がありません。クロネコヤマトや、はこBOONで簡単に調べられますので事前に確認して、送料を頭に入れておかないと、結局、割安感のない金額で落札するリスクがあります。
最後に
おわりに、ポイントをまとめておきます。
この流れが完璧になるまで復習しておきましょう!
- 事前に予算(落札上限額)を決める
- 過去の落札相場を徹底チェック
- 直前まで入札は絶対にしない
- 最初の入札は6分前がベスト
- 自動延長されたら再度6分前に入札
- 間髪入れずジャブ打ち(入札)で威圧する
- トドメは高い金額で一気に落札まで持っていく
というわけで、ヤフオクで安く落札するコツでした!
皆さんの参考になりましたら大変うれしいです!