滋賀銀行のアパートローン活用法を徹底解説!【築古OK・全国対応】

こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。不動産投資をスタートして8年目になりました。

 

滋賀銀行のアパートローンについて、電話でヒアリングしてみましたので、今回ご紹介したいと思います。

 

最近は、耐用年数超えの物件には、めっきり融資が厳しくなりました。どこの銀行も口をそろえて「融資期間は耐用年数内までです!」と言われることが増えましたよね。

 

そんな中、滋賀銀行は木造でもMAX30年で融資相談できるということで、詳細をヒアリングしてきました。商品名はジャストサポート(不動産担保型ローン)という名称です。

 

これから1棟目を購入する方向けのローンではありますが、よかったら参考にしてみてくださいね。

滋賀銀行のアパートローンの特徴

1933年創業で、滋賀県内に本店をおく金融機関としては、最大規模の地銀さんです。

(Wikipedia)滋賀銀行

 

支店は、滋賀県内がほとんどですが、東京支店・名古屋支店、その他にも岐阜県・三重県などにも支店があります。

利用条件・属性など

年収条件などは無く、誰でも(経営者・自営業者でも)審査の土俵にのります。

 

ただし以下3つの条件をクリアしなければいけません。

 

  • 個人名義での申込みであること
  • 専業大家さんは申し込みNG
  • 融資金額は4500万円まで

 

まず一つ目ですが、法人名義での購入はNGということですね。

 

ですから個人名義で購入ということになりますが、連帯保証人は不要になります。任意で団信付きかどうかを選べて、団信付きの場合には金利0.3%上乗せになります。

 

以前は、1棟目購入のみ使えるアパートローンでしたが、2022年から複数棟所有の方でも使えるようになりました。

(参考)滋賀銀行 ジャストサポートローン

 

 

ただし、注意書きのところに小さく「不動産賃貸業が主業の方はお申込みいただけません」と書いてあるので、専業大家さんはお申込みできませんのでご注意くださいね。

 

また融資金額は4500万円までとになります。大きくても、10世帯前後までのアパートになるでしょうね。

 

あとは滋賀銀行のフリーローン(年収+100万円まで※最大1000万まで)も一緒に借りられるので、その合わせ技でフルローン・オーバーローンを勝ち取る方もけっこういらっしゃるようです。

融資可能エリア

融資エリアは、全国どこでも対応可能ということでした。

 

例えば、関東エリアであれば、1都3県に限定などの条件がないので、北関東エリアの物件でもOKです。

 

ただし、このアパートローンは保証会社がセゾンファンデックスになっているので、セゾンファンデックスがエリア外としているところ(市街化調整区域)などは、NGになる可能性が高いでしょう。

(参考)セゾンファンデックスのアパート投資の融資基準【金利・融資エリア】

 

金利・融資期間について

金利は、以下の3つのどれかになりますが、物件やエリアによって変わるそうです。

 

  • 1.95%
  • 2.575%
  • 4.875%

 

電話では杓子定規な感じで「金利は物件によって変わるので何とも言えません」ということでしたが、突っ込んで聞いてみたら「1.95%になることは稀です。ほとんどが2.575%か4.875%になります」と実績を教えてくれました。

 

おそらくセゾンファンデックス保証なので、大半が2.575%に落ち着くと、私は予想しています。エリアが田舎すぎるとか、物件の担保評価が低いなど、条件が悪くなると4.875%になるかもしれませんね。

 

団信付きだと、+0.3%の金利となります。

 

融資期間は最長30年で、まずは申込者の希望を優先されるそうです。購入物件が築30年以上になると、MAX30年で借りることは厳しい印象でした。

 

基本的には「50年ー築年数」で期間が決まるが、大規模修繕している場合は+10年で見る場合もあるとのことです。

 

あとローンの最終完済年齢が81歳未満でないといけません。50歳以上の方は、ローン期間が30年取れなくなるので、借りるなら早めに借りたほうがいいかもしれませんね。

 

あとがき:1棟目購入は金利2%台で引くのが理想!

 

私自身も、これまで金利3.9%の高金利アパートローンを使って、2棟ほどアパートを購入してきました。

 

そのうち1棟は、金利2.7%にしてくれる信金さんに借り換えでお世話になりましたが、もう1棟は金利3.9%のまま残っています。

 

もちろん一度高金利で借りて、あとから借り換えで金利削減するのは不可能ではありませんが、エリア条件が厳しかったり、融資期間が短縮されてCFが逆に悪化したり、なかなかうまく話が進まないことも多いのですよね。

 

ですから、これから1棟目を購入されるサラリーマン大家さんは、最初から滋賀銀行のような2%中盤あたりで借りておけば、あとから頑張って金利を落とすためにエネルギーを割く必要がないので楽でしょう。

 

最初から金利3%台で借りるなら、後から借り換えが効く立地の物件に限定しておくのが無難ですね(金利3%台じゃないと融資がおりない立地の物件であることも多いので、ここは悩みどころではあるのですが。汗)

 

というわけで以上、滋賀銀行のアパートローンでした。今後も、最新の融資情報をどんどんシェアしますのでお楽しみに!

 

以下、関連記事です。

 

▼年収別のアパートローン攻略法や物件の探し方をご紹介しています。

 

▼築古アパートを購入する時の5つのポイントについて筆者の経験をもとに解説しています。

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