あとからリボはこんなに危険!リボ払いの仕組みを簡単に解説!

こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。

 

楽天カードなどでも「リボ払い」のご案内がよく来ますよね。なぜカード会社がリボ払いを勧めるかというと、カード会社が儲かるようにできているからなのですよね。

 

というわけで今回は「リボ払いの基本的な仕組み」を説明しつつ、どんな顧客心理を突いた仕組みなのかについて詳しく解説したいと思います。

リボ払いとは?

リボ払いとは

 

リボ払いというのは、毎月一定額の支払いをする返済方式です。

 

そしてリボ払いと一口に言っても、さまざまな方式(元利定額・元金定額など)があるのですが、まずはお買い物の時に一番良く使う「元金定額方式」のリボ払いについて今日は紹介したいと思います。

 

元金定額方式とは?
元金定額方式とは、たとえば返済を月1万円すると、その「1万円+手数料●●円」を払うというのが、一番シンプルな説明です。

 

手数料は利用残高に対して、実質年率15%〜18%くらいで設定しているカード会社が多いことから、リボ払いは手数料がムダ!と言われている所以なのです。

 

年率15%〜18%って消費者金融と一緒じゃないか!ということですよね。

リボ払いのメリットとは?

リボ払いのメリット

 

リボ払いのメリットは主に2つあると思います。

 

一つ目は、月々の支払いが一定でラクということです。よく「あとからリボ」とか「リボ変更」というサービスをみなさん耳にしたことありますよね?

 

あれはショッピング残高が多くなってきた人が、月々3万円とか4万円とか、だんだん負担が増えているときに、毎月の返済が1万円でOKと宣伝して、リボ払いに変更してもらうサービスです。

 

すると「支払いがラクになる!」と、リボ払いに変更しちゃうんですよね。そうすると、先ほどの消費者金融並みの金利で、手数料がかかっていくことになります。

 

一見、その人から見れば月々の返済が減ったように見えますg、完済するころには、ものすごい手数料を払っていることになります。

 

もう一つのメリットは、繰り上げ返済ができる、ということです。ここは分割払いとの違いなのですが、分割払いだと10回払いなら、全10回でやっと返済が終わりますので、途中から返済回数の変更はできませんが、リボ払いは余裕があれば一気に繰上げ返済が可能です。

 

余裕のあるときは、多めに返済したり、家計が苦しい月は少額返済にしたりと、返済負担を自分の財政状況におうじて変更できるのは、リボ払いの大きなメリットと言えます。

リボ払いの「デメリット・問題点」とは?

リボ払いのデリット・問題点

 

よくリボ払いで手数料が高くて、総返済額が上がるからやめたほうがいい!とか、言われます。

 

たしかにそうなのですが、ワタシはリボ払いにも先ほどのような利用メリットがありますし、実際に月々の返済負担が減るので、利用者目線で見たら、悪くないサービスだと思います。ではどこに一番の問題があるのか?

 

私が思う、リボ払いの一番の問題点は「借入残高を気にしなくなってしまうこと」。

 

なぜなら、、、10万円ショッピングしても、50万円ショッピングしても、毎月の返済負担が1万円という定額になってしまうと、いま自分がどれくらいショッピング残高が積み上がっているのか?という意識が希薄になりがちなのですよね。

 

そうなると、いくら買い物をしても、毎月定額の返済なので、枠がある限り、どんどんショッピングする可能性が出てきます。

 

私はそんなことない!といい切れる自制心のある人なら良いですが、感覚が麻痺してくる人もけっこういて、気づいたらけっこうショッピング残高が増えちゃってた、なんてことになる人もけっこういます。

「あとからリボ」は絶対に使ってはダメです!

お店でクレジットカードで決済する時に、分割でお願いしますとか、リボ払いでお願いします、とは彼女の前では口が裂けても言えません(笑)

 

そこで出てきたのが「あとからリボ」というサービスです。

 

お店では一括支払いのようにカードを利用できるのでメンツを潰すこともなく使えます。そして家に帰ってから、こそっとリボ払いに変更することができるサービスがこれです。

 

便利なサービスですよね〜。これも人間心理を、非常にうまく突いて開発された仕組みだと思います。

最後に

リボ払いのデメリットとして、手数料の高さがよく言われますが、今日は違った視点からリボ払いを取り上げてみました。とくに人間心理を逆手にとった仕組みとして、ショッピング残高を気にしなくなりがちであることとあとからリボという仕組みを紹介してみました。

 

もちろんリボ払いは使い方次第では、利用者の負担を下げる便利なサービスではありますが、まあ結局は、ご利用は計画的に!ということに間違いありません。今日はここまで。

 

以下、関連記事です。

 

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