チャレンジして失敗した人を笑う日本の文化はなんとかならない?

こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。

 

日本は安全性や清潔さなどの環境面では恵まれていますが、一方で、日本人の考え方で明らかに短所だと思うこととしてチャレンジ精神があまりないことがあります。

 

今日は日本人のよくある考え方について3つの特徴と、どうすればより良い考え方になるのかについて、書いてみたいと思います。

1.チャレンジする人を心から応援しない文化

チャレンジする人

 

挑戦する人のことを、口では頑張って!と言いながら、心のなかでは「どうせ失敗するんじゃないの?」と、曲がった気持ちで見てしまうことが。

 

メディアで先日、ピースの綾部さんが渡米することに対して批判が殺到しましたが、相方の又吉さんや芸人仲間がフォローするという面白い展開になりましたね。

 

でも綾部さんは、ここ数年は貯金をしまくっていたみたいでそれで当分は食いつなげるらしいです。

 

彼なりに狙いがあって渡米するのだから周りの人はもっと応援してあげればいいのに、と私は思います。日本はチャレンジする人をあまり応援しませんね。

2.失敗した人に寛容ではない

チャレンジやアクションを起こした結果、失敗した人がいたら、日本ではみんなから袋叩きにされます。人工透析の件で話題になった元キャスターの方は、社会的な提言として彼なりの意見をブログで発信した結果、炎上して最後は職まで失ってしまいました。

 

もちろん彼のコトバは不適切だったのは間違いありません。そして議論を生むために過激な発言をあえてしたということですが、 それも賢い方法ではありません。

 

しかし彼に対しては批判がほとんどです。提言した内容に対して、彼の真意を社会はくみ取ろうとしません。そして職もすべて取り上げ、彼の家族にまで嫌がらせをしたり、ちょっと度を超えていますよね。

 

人はみんな完璧ではないのだから、狙いがあってトライしたけど失敗した人や、ミスを犯した人に、社会はもう少し寛容であればいいのに、と私は思います。

3.成功した人には近づきたがる

有名人

 

私もフリーランスになって独立して事業をやっていると、見かけは成功した人のように見えるのでしょうか?確かに、まわりから見ればセミリタイアして、悠々自適に見えるのかもしれませんね。

(参考)【FIREして5周年】現在の生活費と資産規模のリアルを公開!

 

私が会社を辞めて独立した報告をしたら、フェイスブックで友人が急増しました(笑)もう何年も会ってなかった知り合いや前職の人から、急に連絡が来たりするようにもなりました。

 

失敗した人には猛烈批判したりあざ笑ったりするのに、成功している(ように見える)人には近づきたがるというのは面白い現象です。急に見下したり、急にもてはやしたりせず、もう少しニュートラルになればいいのにと思ってしまいます。

最後に:チャレンジする人を応援してあげよう!

真面目に働く人

 

日本で一番評価されるのはとにかく堅実な人です。

 

親戚から評判が良いのは、有名大学を出て、大企業に就職するか公務員になり、自費で結婚資金を出し、新築で庭付きのマイホームを建てるような人ですかね。

 

これは一例ですが、つまりアメリカン・ドリームみたいな考えは、日本ではあまり受け入れられません。結果としてみんな臆病になり、挑戦する人はかなり少数派になってしまっています。

 

日本企業の中では、実力のある人より”安定感のある人”(リスクが少ない人)が一番出世します。シリコンバレーのようなものはいつまで経っても日本には誕生しませんね。

 

これはもちろん後先考えず挑戦するのが良いと言っているのではなく、もっとチャレンジ精神を養う教育にも力を入れたり、これから挑戦する人を応援できれば、この国はもっと変わるだろうに、もったいないなぁと思う面があります。

 

みなさんも周りにチャンレジする人がいたらぜひ応援してあげてくださいね!そして失敗しても寛容にお願いします。

 

以下、関連記事です。

 

▼リタイア後の私の生活リズムについて赤裸々に公開しています。

 

▼40代で早期退職を目指す方法について解説しています。

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