城北信用金庫のアパートローンの融資基準とは?【自己資金20%条件】

こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。

 

城北信用金庫は、2004年に日興信用金庫・王子信用金庫・太陽信用金庫・荒川信用金庫が合併してできた信金さんですね。

 

今回は、「城北信用金庫のアパートローンの融資基準」ついてヒアリングしてきましたので、お送りします。

 

エリアや融資条件が当てはまる方は、チャレンジしてみてくださいね。

城北信用金庫は、東京・埼玉・千葉が融資エリア

融資エリア

 

城北信金の店舗展開は、東京・埼玉・千葉の3県ですね。

 

本店は、東京の荒川区にあります。

 

店舗展開

※城北信金ホームページより抜粋

 

店舗は東京都内と埼玉が圧倒的に多くなっています。千葉は1店舗しかありません。

 

  • 東京 66店舗
  • 埼玉 28店舗
  • 千葉 1店舗(松戸店のみ)

合計:95店舗

※城北信金HP「店舗・ATMのご案内」より

 

上記のとおりです。

 

信金としては、店舗数がけっこう多いですね。

 

貸出残高も1兆2,090億円ほど、預金残高は2兆4,839億円ほどなので、信金としての規模は大きい方です。全国の信金の資産ランキングでは、第9位となっています。

(参考)城北信用金庫(Wikipedia)

融資可能エリアについて

東京・埼玉・千葉の店舗がある場所とその近隣市町村が、融資エリアということになります。

 

例えば、私がヒリングした千葉県の松戸支店だと、松戸市と柏市のエリアが融資エリアということでした。

 

信金さんというのは、このように地場に根ざして取引をしているため、個人または法人の所在地が、支店のある市町村に存在している必要があります。

 

もし支店のある市町村に個人の住所がない場合は、その支店のある市内に法人の支店登記をすれば、融資相談には乗ってくれるということでした。

お申込者の条件と融資上限額について

融資は、個人・法人とも可能です。

 

プロパー融資になりますが、一番重視しているのは以下の内容だそうです。

 

お申込者(個人または法人)の資産内容。

 

自己資金20%出すことが最低条件となるそうですので、おのずと申込者の資産内容を重視するスタンスです。

 

つまり例えば、5000万円のアパートを新築するためには1000万円+諸費用、1億円のアパートを新築するためには2000万円+諸費用というのが一つの目安になりますね。

 

土地持ちの地主さん向けだと融資がしやすいそうですが、土地から購入して建物を新築する案件だと”投機的”だと判断されることもあるようで、ネガティブだそうです。

 

ただし、ここも資産内容と賃貸実績次第だそうなので、相談してほしいということでした。すでに口座の取引があるような方のほうが稟議を通しやすいそうなので、普段からのお取引実績は重視されているようです。

金利と融資期間について

基本金利は1%〜1.8%という水準になっています。わりと低めで取り組みしてもらえます。

 

融資期間は、以下のルールになります。

 

融資期間
  • 木造など:最大20年
  • RC造など:最大35年

 

基本は耐用年数内で、かつ上記ルールがあります。

 

木造20年というのは意外でしたが、劣化等級を取得していると、もう少し期間が伸ばせる余地があるようです。

物件の担保評価について

基本は、積算評価になります。プロパー融資ですので、物件ごとの個別評価になります。

 

一番は、資産内容・財務内容を見るということなので、そこだけクリアできれば8割は融資してもらえる可能性が高いようです。

 

逆に、資産背景が脆弱だったり、投機的だと見られる要素が強いようだとNGが出ると考えておいて差し支えないでしょう。

あとがき

全体の印象としては、けっこう地主向けのコンサバな金融機関さんという印象でしたね。資産内容をとにかく重視しています。

 

しかし、私の場合は千葉の支店にヒアリングしたため、東京や埼玉の支店だと積極性が違うのかもしれません。

 

金融機関はどうしても支店ごとのスタンスがありますので、ぜひお近くの店舗にまずは電話して相談してみられると良いかと思います。

 

以上、皆様のご参考になりましたら幸いです。

 

以下、関連記事です。

 

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