ドナルド・トランプと不動産投資【日本のマーケット展望】

こんにちは。ペリカン(@Pelican0825)です。

 

日本では実業家が内閣総理大臣になったことは、ほとんど例がありません。

 

そういう意味では、第45代アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプは、実業家が国のトップに登りつめた稀有な存在と言えるでしょう。

ドナルド・トランプと不動産投資

ドナルド・トランプはとても裕福な家庭に育ちました。

 

1971年に父親からの事業継承により、ニューヨークなどアメリカの東海岸を中心とした、ホテル・オフィスビル・カジノの経営を任され、「トランプ・オーガナイゼーション」の会長に就任しています。

 

トランプが不動産王と呼ばれているのは、このためです。現在の総資産は、31億ドル(約3300億円)で、大金持ちの大統領と言えるでしょうね。

 

余談ですが、SF映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」シリーズに出てくる悪役のビフ・タネンは、トランプ大統領をモデルにしていると言われています。

 

同映画の脚本家ボブ・ゲイル氏も取材で、「映画をつくったときに、そのつもりで脚本したよ」と語っているくらいです。

 

たしかに雰囲気は似ていますね(笑)

 

ちなみにマンハッタンにあるトランプタワーの家賃は、一番安い小さなお部屋でも毎月50万円以上で、高層階の大きなお部屋だと毎月500万円〜600万円台の家賃だそうです。

 

トランプタワーには、ハリソン・フォード、スティーブン・スピルバーグ、ビヨンセなど多くのセレブたちが住んでいたことでも知られています。

 

では、なぜトランプが不動産王と呼ばれるまで隆盛を極めたかというと、これは1980年代のロナルド・レーガン政権時代に、景気回復とともに不動産事業を急拡大し、大成功を収めたからです。

 

好景気のストリームに乗って、不動産ビジネスを拡大したトランプは、まさに時代の寵児とも言えます。これからアメリカの人口はまだ増えていく見込みで、不動産業界も一層の伸びしろが見込めます。

日本の不動産マーケット

翻って、これからの日本は少子高齢化に見舞われ、団塊の世代が抜けていくことで人口が減少するという対照的な状況になりつつあります。

 

アメリカとは真逆のトレンドです。

 

人口が減少することで、日本では空き家の増加が問題視されています。野村総研が、空き家の推移について予測を発表していますが、かなり深刻な状況なのは有名な話ですね。

 

 

現在15〜16%程度の空き家率は、2030年を過ぎる頃、つまりたった10年くらいで空き家率は30%を超えていく予測がされています。現在1000万戸ある空き家が、2033年には2000万戸を超えるという凄まじい勢いです。

 

その多くは「地方」の空き家であり、ゴーストタウン化するエリアも出てくると問題視されていますが、国は抜本的な対策を講じることができていません。

日本における空き家再生ビジネス

これからの日本で不動産投資をするのであれば、この人口減・空き家問題と戦っていく必要があります。

 

まさに、トランプが大活躍しているアメリカとは真反対の経済状況です。かなりの厳しい戦いになるでしょう。

 

しかし、これを一つのビジネスチャンスと捉えた「カチタス」という会社があります。

 

同社は、地方の空き家・マンションを買い取り・リノベ・再販するビジネスで、順調にその業績を伸ばし、2017年12月には東証一部上場まで果たしています。

 

直近の売上高・営業利益の決算数値を見ても、絶好調のようです。

 

 

カチタス社のターゲットは、地方の人口5万人〜30万人の都市で、主に相続等で空き家になった中古の戸建住宅を買い取りして、自社でリノベーションを施し、実需向けに販売しています。

 

決算発表でも、同社の新井代表は次のようにコメントしています。

平均の販売価格も1,440万円で、土地・建物込で平均1,440万円でございますので、同じエリアで同じ広さの新築よりは半額程度です。ターゲットのお客さまは一時取得のお客さまですので、月々に今お支払いのアパートローン・アパートの家賃よりも安い金額で住宅ローンを組めるところが、非常に大きな魅力になっています。

 

最近は競売では効率が悪いようで、地場の不動産会社とも連携し、地方の空き家を安く買い取りして、販売しているようです。

 

私がもっとも興味深いのは、「中古住宅需要が増えている」という以下のデータです。

 

 

欧米マーケットと違うのは、日本人は住宅の新築信仰があったことです。今でも新築は根強い人気がありますが、最近は中古住宅でもOKと考える人も増えていることが、このデータで分かります。

 

カチタスの戸建ては平均販売価格が1440万円です。これは新築の2分の1くらいの価格で綺麗な家に住めることを意味します。35年・金利1%でローンを組めば、月々たったの40,649円です。

 

教育費・年金・老後資金といったお金の不安を抱える人にとって、これは一つの強力な選択肢になりえそうですね。

 

空き家がどんどん増える「地方」にこそ、お宝が隠されているというアイデアは、まさに着眼点の妙だと言えるでしょう。同社の今後の活躍と動向を見守っていきたいと思います。

 

以下、関連記事です。

 

▼私が戸建て投資をする際の購入基準について書いています。

▼年収がそんなに高くなくても不動産投資は可能です。具体的なステップを解説しています。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事