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あすなろLIFE

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株式投資で「お金持ち」を夢見るのは幻想なのか?

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2008年のリーマンショック時に8000円台だった日経平均株価は、今では2万円を超える水準になっています。まさにバブルの様相を呈しています。

 

これだけ株式市場が好調なら、今まで「投資」をしたことがない人でさえ、「株でも始めてみようかな!?」と考える人も出てきそうです。

 

先日、ふと立ち寄った本屋さんで、赤ちゃんを抱えた夫婦が「この本にしようかな〜?」と初心者向けの株式投資の本を持って話していました。これから初めて投資を始めるのかもしれません。

 

このように誰しも一度は「株式投資でお金持ちになること」を夢見ることがあると思います。今回は株式投資でお金持ちになれるのか、について考えてみたいと思います。

まずは「お金持ち」の定義から

お金持ちの定義」は、人により解釈が違ってきます。ここでは野村総研さんが発表しているデータを引用します。有名なデータなので、見たことある人も多いと思います。

 

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仮に、お金持ち=超富裕層と富裕層のカテゴリにいる人だとしましょう。この人達は、純金融資産が1億円を超える人たちです。

 

では「準富裕層(5千万円以上)」はお金持ちではないのか?という議論が出てきます。資産が5000万円以上の人ということで、それなりに「お金持ち」と呼んでも良いような気がします。

 

しかし「資産5000万円」って、みなさんどうでしょうか?

 

たとえば退職するまで30年間、毎月10万円くらいコツコツ貯金して、最後に退職金が1000万円ちょっとを貰ったら、5000万円に到達します。不可能な数字ではありません。

 

したがって資産5000万円=お金持ちにすると、けっこう多くのシニア層が入ってきてしまうので、お金持ちはやはり資産1億円以上の人(俗に言う”億り人”)という方がしっくりきます。

株式投資で「お金持ち」になれるのか

1億円の現金(またはそれに準ずる金融資産、不動産など)を持っている人を、お金持ちと呼ぶのであれば、あとは最初の原資をいくらで投資スタートするかです。大抵は、貯金から100〜300万円くらい出すレベルではないでしょうか。

 

デイタイムに働いているサラリーマンが、相場が開いている平日に、デイトレード(数分〜数時間の売買)で稼ぐことは物理的に不可能です。

 

したがって、スイングトレードという数日〜数週間(長くても数ヶ月)で投資することになります。100万円の原資を株で例えば150万円に増やせたら嬉しいと思いますが、これではお小遣い程度です。

 

では次に、頑張って原資を貯めて、1000万円の元手でスタートします。

 

たとえそれが1500万や2000万円になったら素晴らしい投資成績ですが、これでもまだ「億り人」は遠い夢です。すなわち1000万円の株に投資して1500万円に増えても、ここで言うお金持ちの定義(億り人)にはなれないということです。

 

ウォーレン・バフェットのように年率20%のリターンで20代〜80代までずっと勝ち続けることができるなら話しは別ですが、普通の人には現実的ではありません。失敗すれば、元本1000万円が半分の500万円やそれ以下になる可能性も十分あります。

 

現在、株や債券などの金融投資で、若くして既に5000万円以上の資産を築いている猛者たちは、おそらく元々の投資元本を最低でも1000万円以上は所持して、そこから貯金をすべて投資に回しながら、アベノミクス景気に乗じて拡大してきた人が大半です。

 

このやり方は、景気拡大局面では有効ですが、再現性のある方法とは言えません。

 

投資は「再現性が一番大切です。AさんにはできてBさんにはできないとか、5年前に始めた人はできて今から始める人にはできない投資法では意味がありません。

株は「優待狙い」と「長期投資」なら面白い

余剰資金を使って株式投資するなら次の2パターンの手法なら面白いと思っています。

 

まず優待大家と呼ばれ、不動産業界では有名な栗林篤さんの投資手法です。彼はサラリーマン時代から副業で不動産投資、ネット収入、株主優待などを利用して投資をされてきました。

 

特に収入源の柱である不動産投資で稼いだお金は、株主優待が手厚い銘柄に投資をしています。優待券などで食事や遊行をすることで、結果的に食費や支出を削減するというサイクルを確立しています。

 

彼はすでにサラリーマンを引退して、不動産と株主優待で悠々自適な生活をしているようです。

 

 

もう一つの手法は、北陸の有名な投資家の吉川英一さんです。吉川さんも大家をしながら、株式投資でも稼いでいらっしゃる方です。

 

「普段はほとんど値動きがないけど数ヶ月〜数年に一回は急騰する銘柄」を底値で購入してじっと我慢してホールドし、急騰したタイミングで売り抜ける手法を提案されています。

 

株式投資で勝つなら、この”下振れリスクの小さい銘柄”を長期で現物保有するのが私も一番負けにくい方法だと感じています。

 

どんな低位株も一年に一回くらい材料がでて上がるということは多々あります。

 

問題は、ホールド中は資金拘束されてしまうので、数年は使わない完全な余剰資金で購入することが望ましいと思います。

 

株はお金持ちになった後に投資するもの

株式投資だけで「お金持ち」になることは、ちょっと難易度が高すぎると私は考えています。株をやるなら、あくまで本業の収入や他の副業を柱にしつつ、余った時間とお金を投下していくことが必要です。

 

トヨタ自動車でさえ今でこそ7000円前後の株価ですが、リマーションショック後は2000円台でした。安泰な企業でさえ、為替が円高にシフトすると輸出産業には大打撃になります。銀行など金融機関系の銘柄も相場の影響をもろに受けます。

 

金融投資をするなら、外国株や新興国通貨などで、これから成長する国や通貨に長期投資するのは面白いかもしれません。これも下振れリスクの低減をしているということになります。下がりにくい国や通貨であれば、最悪勝てなくても負けるリスクが小さいからです。

 

どちらにしてもそれなりの余剰資金を確保して、ミドルリスクと低リスクなど投資先も分散し、ポートフォリオ全体で稼ぐ意識が、これからの投資には必要だと考えています。

 

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