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広島カープ:黒田博樹の引退から何を学ぶべきか?過重労働が社会問題となる中で。

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一人の男がまたプロ野球界を去ります。広島東洋カープの黒田博樹投手(41)が今季限りで現役引退することを昨日表明しました。いろんなプロ野球選手が、故障や戦力外通告など様々な理由で辞めざるをおえない状況になる中、彼も年齢と体力が去就における大きなポイントになったことは否めませんし、実際多くのカープファンも今年辞めるんだろうなと思っていたはずです。

それでも私にはこれほどカッコイイ野球人生があるのかと思うほど、彼の野球生活や成し遂げた偉業は素晴らしいと思いますし、今世間を騒がせている過重労働や働き方の問題に対しても、大きなヒントがあるような気がしています。今日は黒田博樹選手の半生とそこから私達が学ぶべきことについて、彼のことを知らない人のためにも分かりやすく書いてみたいと思います。

目次

 

黒田博樹が日本からメジャーへ行くまで

黒田選手は、父親も野球選手でしたが専修大学卒業後の1997年に、広島東洋カープに入団しました。最初は勝ち星に恵まれませんでしたが、2001年頃から二桁勝利(10勝以上)が常連の投手になりました。バッターでよく3割打つと名選手と言われますが、投手で二桁勝利というのは、それに匹敵する実績と言えます。

しかし黒田は、広島東洋カープで一度もリーグ優勝すること無く、2008年にはメジャーへ移籍することになるのです。メジャーリーグでは、ドジャースとニューヨークヤンキースというこれまた名門の2球団で活躍していくことになります。ドジャースで4年、ヤンキースでは3年プレーしましたが、それぞれ2度ほど7勝、9勝という年があった以外はすべて二桁勝利!ドジャースでは16勝、ヤンキースでは13勝した年もあるほど、たった7年間とは言え、メジャーでも屈指の投手として評価されていました。

黒田博樹の男気復帰とは?

2007年のリーグ閉幕後オフに入り、これからメジャーに行く直前に、黒田選手はこのように言っていました。「ここまで来れたのは広島カープのおかげ。また日本でやるならこのチームだと思う」。彼は、優勝できなかった広島に少しの悔いを残しながらも、それでも一度は野球人として夢見た、メジャー移籍を決断しました。

そしてメジャーで大活躍したことは先ほど述べた通り。33歳という遅咲きのメジャーデビューを果たし、そこから7年メジャーリーグの最前線で日本投手として実績を残した彼は2014年のオフに、メジャー各球団から20億円以上の高額オファーがありました。しかし彼の中には、古巣広島に恩返しをするなら今しかない!という気持ちがあったのだと思います。

「今しかない」とは、心技体とも充実し自分自身が、広島カープに”戦力として貢献できる”のは今しかないという意味だったと、私には思えてなりません40歳という野球選手としてもラストチャンスだと思いますが、その最後のパワーを、彼はメジャーではなく、古巣への恩返しに使う決断をしたのですね。世間でこれを男気があるなんて言っていますが、迷惑かけず貢献したいという、謙虚な素晴らしい精神性だと思います。これはあくまで彼の中でのリベンジであり、野球選手としての清算だったのでしょう。そしてカープに戻って2年目の今年、彼は初めて日本でのリーグ優勝を経験したことは、先般のニュースのとおりです。

黒田博樹の生き様に学ぶべきこと

世間では、企業の過重労働や過酷なワークスタイルが社会問題となり、連日ニュースやテレビで議論になっています。人に過重労働させたり、人を罵倒してでも仕事におけるアウトプット精度を高めさせるのは、ある意味、企業が営利組織として業績フォーカスになるのが致し方ない面もありますが、そこに精神性の高さはありません。

私は、日本人は大変マジメで、集中するとスゴい力を発揮する民族だと思いますが、それが会社の業績至上主義の土俵に乗った途端、度を超えた労働強要となり、非人間的なまでのワークスタイルが生まれます。あなたの会社にもいませんか?非人間的までに、業績を上げるために人をこき使う上司や部長が。精神性の高さとは、謙虚な気持ちであり、人と人は協力して実績を上げることができるのですから、それが大きな組織になってもしっかりとマネジメントされるよう、会社の経営者の方には社会的な責任があると言えます。黒田投手が、謙虚な気持ちと精神性の高さで、古巣の若手の選手たちを盛り上げ、チーム一丸となって人と人が協力しあった結果、球団を優勝に導いたニュースを見た時、私はそんなことを思いました。

今日はここまで。

ペリカン

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